白内障解説FLASHムービー(音声有り7.2MB)

術後・定期検査の流れ

STEP6 手術直後の回復と説明 術後は、ラウンジで休憩。その日のうちに帰宅できます。

手術後は眼帯を着用し、ラウンジで休んでいただきます。その後、医師・看護師から手術後の注意を受け、目と全身の健康に異常がなければご自由に帰宅していただきます。

個人差はありますが、術後1〜2日でかなりハッキリ見えるようになります。

なお、当院では回復まで検査などを通してしっかりケアします。

手術後の注意

当日

  • 食事は普段と同じように摂っていただいて結構です
  • 点眼の必要はありません
  • 眼帯は翌日までそのままにしてください
  • 帰宅後、眼の痛みなどがあったら、指定の所へお電話ください
  • 入浴、洗顔、洗髪、運動(仕事)はできません
  • 指示された受信日には必ず受診してください

翌日以降

  • 点眼薬、内服薬(抗菌剤、胃薬)の服用は指示に従ってください
  • 洗顔、洗髪は2日間できません
  • 首から下の入浴は手術翌日からかまいません
  • 仕事(軽作業)は内容により違いますので、医師の指示を受けてください
  • 寝る時のみ1週間程度、眼帯を使用してください
  • メガネ処方は原則として屈折の値が落ち着いてから行います
  • 掃除などのホコリのたつことは1週間程度、ゴルフや園芸などは3〜4週間程度控えてください

STEP7 定期検査 回復するまで、きちんとケア。合併症のリスクを最小限に抑えます。

手術でダメージを受けた目をきちんとケアするため、また術後の合併症が起きていないかをチェックするため、決められた頻度で定期検査を受けていただきます。

万が一、合併症になっても早期に適切な処置を行うことができます。

定期検査の流れ

  • 術後3日間
  • 4〜5日後(手術日から約1週間後)
  • 14〜21日後(手術日から約1ヶ月後)
  • 60日後(手術日から約3ヵ月後)
  • 90日後(手術日から約6ヶ月後)

※定期検査の日程はあくまでも目安です

起こりうる合併症について

後発白内障(こうはつはくないしょう)
眼内レンズを挿入した水晶体の袋が濁り、再び白内障のような症状。
【対処】:
濁った水晶体の袋にレーザーを照射することで治療が可能。痛みもなく外来で治療でき、再発することもありません。
眼内炎(がんないえん)
眼内に細菌が入って感染し、炎症を起こす病気。
【対処】:
感染リスクの少ない極小切開手術を行っています。術後の感染予防のための点眼・内服を守れば、ほとんど発症しません。
類嚢胞黄斑浮腫(るいのうほうおうはんふしゅ)
手術の炎症が長く残り、網膜の中心部に炎症の影響がおよぶこと。
【対処】:
炎症を抑える点眼薬を指示通りに点眼していれば、ほとんど発症しません。
水疱性角膜症(すいほうせいかくまくしょう)
角膜の内皮細胞が手術により減少し、角膜混濁を起こすこと。
【対処】:
手術前に角膜内皮細胞の検査を行い、水疱性角膜症の危険性についてしっかり検討します。
青視症(せいししょう)
手術後、ものが青みがかって見えたり、まぶしく感じる。
【対処】:
水晶体の濁りが黄色みを帯びていたため、一時的に青みを帯びて見えますが、時間とともに慣れてきて自覚しなくなります。
ちょこっとメモ!
術後のケアが大切です
どのような手術においてもいえることですが、やはり術後のケアはとても大切です。
合併症で視力低下や失明に至る場合もゼロではないので、注意が必要です。
点眼・内服を指示通りに行っていれば、それほど心配するものではありません。また、定期検査をきちんと受けることで、万が一合併症になっても早期に適切な処置を行うことができます。