疾病一覧

鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう)

涙は常時分泌され続けていますが、 涙点から吸引され、目の外に流れるため、目からあふれ出ることはありません。しかし、涙の分泌と排出のバランスが崩れると、目から涙があふれてしまう症状が起こります。
バランスを崩してしまう主な原因には以下のような病気があります。

  1. 鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)や狭窄(きょうさく)
    先天的・後天的に鼻涙管の一部に閉塞や狭窄が起きる病気です。
    先天的なものは新生児によくみられますが。症状は主に涙目・メヤニです。
    成長とともに自然治癒することがありますが、生後より症状が続いているようでしたら、生後3ヶ月位までには一度、診察を受けるようにしてください。
    後天的なものは多くは原因不明ですが 感染や炎症などが原因となることがあります。
  2. 涙嚢炎(るいのうえん)
    涙嚢に起きる炎症のことです。たいていは、鼻涙管閉塞・狭窄が元になって発病します。慢性のときは痛みはないのですが、目頭のあたりを押すと涙点から膿が出てくることがあります。

検査方法

  1. 涙道通水検査
    (涙点から涙道に水を入れて、涙道の通過障害が起きているかを調べる検査です。)
  2. 涙の分泌量を測定する。
    (下まぶたに溜まっている涙の深さを計測したり、目に綿糸や ろ紙を挟んでその濡れ具合を調べます。)

治療方法

  1. ブジーの挿入
    (涙道の閉塞部分を開くための治療として、ブジーという金属製の細い棒を涙点から挿入する方法があります。乳幼児を対象に行うことが多いです。)