近視矯正手術解説FLASHムービー(音声有り12.7MB)

Wavefront LASIK
(ウェーブフロントレーシック)

その人の眼にあわせた“オーダーメイド”の手術

ウェーブフロント イメージ
従来のLASIK イメージ
ウェーブフロント イメージ
ウェーブフロント イメージ

角膜や網膜には人それぞれで異なる凹凸があります。また、角膜や水晶体といったレンズを光が通過する際、わずかなズレ(収差)が発生します。

Wavefront LASIK(ウェーブフロントレーシック)では、ウェーブフロント解析装置で測定した収差データを、手術装置に反映して手術を行います。 照射軸が照射領域の中心に固定されている従来のパターンとは違い、測定した収差を打ち消すように照射径・照射軸をさまざまに変化させ、その人の眼にあわせた照射パターンで手術をします。

収差を打ち消すようにエキシマレーザーを照射することで、視力だけではなく“見え方の質の向上”まで期待できます。

メリット:
視力だけではなく“見え方の質の向上”まで期待できる (夜間視力の向上など)
デメリット:
角膜の厚さが十分でなかったり、近視・乱視が強くてレーザーで切除する量が多い人は受けられないことがある (通常のLASIKと比べると角膜を削る量が多くなるため)

※その他、通常のLASIK(レーシック)と同様のメリット・デメリット

関連:LASIK(レーシック)

見え方の質の向上が期待できる理由

  • 光のズレ(収差)を打ち消すようにエキシマレーザーを照射することで、歪みの少ない光が網膜に届く。
  • 従来のLASIK(レーシック)に比べ、角膜のより広い範囲を測定・矯正するため、暗い場所(夜間など)で瞳孔が開いたときでも矯正された光が網膜に届く。

FLASHアニメーションでわかりやすく説明します。

術後の視力を事前に体験

手術自体の手順は従来のスタンダードLASIKと同じです。当院が導入しているVISX社製手術装置で特徴的なのはウェーブフロント解析装置で測定したデータをもとに、“プレビューレンズ”を作成できる点です。人それぞれの収差データを反映したレンズを作成して装用することで、手術前に術後の視力をある程度体験する事ができます。

ウェーブフロント解析装置で検査 【1】
ウェーブスキャンで視力情報を解析
ウェーブフロント照射イメージ 【2】
個々に応じた照射パターンを決定
プレビューレンズ 【3】
専用レンズ(プレビューレンズ)を作成
プレビューレンズでシミュレーション 【4】
術後の視力シミュレーション
手術の様子 【5】
オーダーメイドで視力矯正

ウェーブフロント解析装置

収差とは

収差の説明イラスト

小学生の頃の、太陽光を虫眼鏡で集める実験を覚えていますか?
太陽の光が一点に集まったように見えますが、実際はレンズを通過する位置や光の波長などの影響を受け、光の束が微妙にズレているのです。このズレの事を収差といいます。理想的な光学系は、ズレがなく一点に集まる状態です。
また、人それぞれで異なる角膜や網膜の凹凸も、光のズレの要因となります。

これまでは測定・矯正できなかった不正乱視

ウェーブプリント
術前術後のウェーブプリント

ウェーブフロント解析装置は瞳孔全体の広い範囲にシート状の光を入れ、網膜に跳ね返って出て行く様子を波面に置き換えて測定します。
これにより、近視や乱視といった低次収差はもちろん、測定できなかった高次収差(不正乱視の原因とされている、角膜、水晶体、網膜などの凹凸や光のズレ)まで測定する事が可能になりました。

このデータはウェーブプリントと呼ばれる画像で表現されます。ひとそれぞれ違う為、「眼の指紋」と呼ばれています。

ちょこっとメモ!
ウェーブフロントレーシックと角膜厚
ウェーブフロントレーシックでは、収差を打ち消すようにエキシマレーザーを照射するため、従来のLASIK(スタンダード)よりも角膜を削る量が多くなりがちです。
そのため、角膜が薄い人や近視・乱視が強い人は、ウェーブフロントレーシックを受けることができないことがあります。
フラップ(ふた)を薄く作成することができるEpi-LASIK(エピレーシック)と組み合わせたり、LASIK(スタンダード)やPRKなどの選択肢も視野にいれ、相談しながら術式を決定します。