近視進行抑制点眼 リジュセア®ミニ(Ljucea® Mini)

ご相談・ご予約は

近視進行抑制点眼 リジュセア®ミニ点眼液0.025%
リジュセア®ミニ点眼液はお子さまの近視の進行抑制におすすめの点眼薬です
リジュセア®ミニ点眼液0.025%とは、参天製薬株式会社が製造販売承認を取得した、日本で初めて「近視の進行抑制」を効能・効果として承認された点眼剤です。
※リジュセア®ミニ点眼液は近視の症状があるお子さま(5歳から15歳の近視患者さんが対象)への処方がすすめられており、処方する際は継続して使用することをおすすめします。
リジュセア®ミニ点眼液の効果
近視の進行を抑制するアトロピン硫酸塩水和物という成分を0.025%配合させた点眼薬で、日本において5歳〜15歳の近視患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相プラセボ対照二重遮蔽比較試験が実施されました。その結果、投与24ヵ月後における調節麻痺下他覚的等価球面度数の変化量において、プラセボ群に対し優越性が検証されています。
2024年12月、近視の進行抑制を効能・効果として日本で初めて製造販売承認を取得し、2025年4月21日に発売された国内初の近視進行抑制点眼剤です。
主な効果は二つあります。
眼球(眼軸)の「伸び」を抑え、近視の進行をゆるやかにする
近視の多くは、眼球が前後に伸びること(医学的には「眼軸」の伸びと呼びます)で進行します。
リジュセア®ミニ点眼液は、この眼軸の伸びをコントロールする目の奥(後部強膜)にまで薬の成分がしっかり届くように設計されており、近視の進行を抑える効果が期待できます。
まぶしさやぼやけが出にくい設計
目薬の成分が瞳孔(光の量を調節する部分)に与える影響を少なくする工夫がされています。
そのため、点眼後も日常生活への影響が少なく、日中の強い光がまぶしくなったり、手元がぼやけたりしにくいのが特徴です。
意外と怖い?近視の危険性
近視の進行を抑制することが大切な理由
強い近視(強度近視)を放置すると、回復不可能な視力喪失、黄斑変性症、網膜剥離、または緑内障に発展する可能性があります。
※近視についてオルソケラトロジーのページに記載があります
オルソケラトロジー
子供の近視急増の原因とケア
最近の研究によりますと、東アジア諸国、即ちシンガポール、台湾、香港、及び日本での近視の有病率及びその重度は上昇する傾向にあると指摘されています。
また、文部科学省の学校保健統計調査(2024年度)によると、裸眼視力1.0未満の割合は小学校で36.8%、中学校で60.6%、高等学校で71.1%と年々増加しており、この傾向は目の病気の増加から財政的な負担も増えると考えられています。
リジュセア®ミニ点眼液の特徴
毎日たった1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。(通常、1回1滴、1日1回就寝前に点眼)
防腐剤を含まない一回使い切りタイプ(0.3mL×1本)で、衛生的に使用できます。長期にわたる治療を考慮した安心設計です。
後部強膜へ薬が届きやすい製剤設計により、虹彩・毛様体への影響が抑えられているため、瞳孔への影響が少なく、日中の光のまぶしさへの影響も軽減されています。
目の遠近調整機能(手元を見る作業)への影響も抑えられています。
本製品は参天製薬株式会社が製造販売承認を取得しており、国内で承認された信頼性の高い点眼剤です。
リジュセア®ミニ点眼液が選ばれる理由とは
近視進行抑制点眼リジュセア®ミニ(アトロピン硫酸塩水和物配合)は、日本で初めて「近視の進行抑制」を効能・効果として国内で製造販売承認を取得した点眼剤です。
これまでの治療薬と異なり、日本国内の臨床試験によって有効性と安全性が検証されています。
ただし、アトロピンという成分には濃度によって副作用があります。高濃度(1%配合)の点眼薬は以下のような副作用を引き起こすことがあります。
- 瞳孔がひらき続けることによって、目の中に入ってくる光の量が増加し、まぶしさと強い光による不快感や目の痛みがある。
- 目の調節機能が低下するため近くのものがぼやけて見え、読み書きなど近くを見る作業が困難になる。
- アレルギー性の結膜炎や皮膚炎を及ぼすことがある
リジュセア®ミニ点眼液では低濃度0.025%のアトロピン硫酸塩水和物を使用しており、さらに後部強膜への移行性を高め虹彩・毛様体への影響を抑制する製剤設計を採用しているため、上記のような副作用をきたすことはほとんどなく、近視の進行を抑制することができます。これが、リジュセア®ミニ点眼液が選ばれている理由です。
リジュセア®ミニ点眼液の安全性
国内臨床試験の研究報告
日本において5歳〜15歳の近視患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相プラセボ対照二重遮蔽比較試験が実施されました。
- 1. 防腐剤を含まない一回使い切りタイプで、アレルギー性結膜炎や皮膚炎のリスクに配慮した設計です。
- 2. 後部強膜への移行性を高める設計により、虹彩・毛様体への影響が抑えられています。
- 3. 投与24ヵ月後の臨床試験において、プラセボ群に対する優越性が検証されています。
- 4. 軽・中程度の小児近視患者さんへの長期使用を考慮した製剤設計が採用されています。
製品概要
| 項目 | 内容 |
| 製品名 | リジュセア®ミニ点眼液0.025% |
| 有効成分 | アトロピン硫酸塩水和物 |
| 効能・効果 | 近視の進行抑制 |
| 用法・用量 | 通常、1回1滴、1日1回就寝前に点眼する |
| 包装 | プラスチック点眼容器:0.3mL×30本(一回使い切りタイプ) |
| 承認取得日 | 2024年12月27日 |
| 発売日 | 2025年4月21日 |
ご相談・ご予約は

監修者 勅使川原 剛|中央眼科グループ統括医院長
医学博士 MBA
MD. PhD. MBA. MA (Interpretation & Translation)
略歴
- 聖路加国際病院外科系レジデント
- 横浜市立大学医学部附属病院
- University of California San Francisco (UCSF)
- University of Bath, UK
- 横浜市立大学医学部 眼科 臨床教授
所属学会
- 日本眼科学会
- 日本臨床眼科学会
- 日本眼科手術学会
- 日本白内障屈折矯正学会
- ARVO (The Association for Rearch in Vision and Ophthalmology)
- ESCRS ( European Society of Cataract & Refractive Surgeon)





















